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メイドと栞と退屈な書斎6

だいぶ間が空きました。

謎の男にそそのかされ、異世界を渡り歩く力を得た主人公の憑依物語です。
濃霧に包まれた森と、戦時中の中世っぽい世界は今回で終わりです(エロイシーンはありません)


6頁「裏切りの感情」



 ろうそくの明かりがチラつく聖堂で、リリィは壁に彫られた天使の像を前にひざまづいていた。
 ケガに苦しむ者たちの呻き声が夜の闇をいっそう深くし、祈りを捧げるために組んだ両手が悔しさに震える。
 人々は疲弊していた。
 希望の見えない戦況に。敵兵の容赦ない蹂躙に。
 命が助かるのなら、這いつくばって敵の足を舐める者さえいる。
 もし敵軍にわずかでもこの国をおもんぱかる意志があれば、リリィは大人しく降伏しただろう。しかし敵の王国騎士団は、自然豊かな森林を焼き払い、歴史ある鐘楼を破壊し、女性の尊厳を踏みにじった。
 話し合う価値すらない、最悪の存在。このまま静観し、連中に支配された帝国で暮らすのは耐えられなかった。
 リリィは争いの女神に祈りを捧げ、戦略を学んだ。
 村を焼きだされた末に修道院へ辿り着いた者も居れば、どこからか噂を聞きつけて協力を申し出た者もいる。それが一人、また一人と集まり、いつしか大隊にも匹敵する人数が彼女の元に集まった。
 しかし戦局を覆すには及ばないことも理解していた。
 兵士の数はもちろん、武器も、資金も、何もかもが足りていない。
 首都の陥落も近いといわれているこの状況で、安全な場所に隠れ続けることは戦場へ赴くよりも辛い選択だった。それでも、今ここで表舞台に立てば、無残に踏み潰されてしまうだろう。
 今は耐え忍び、連中の寝首をかく機会をじっと窺う。生きてこそ、リリィたちの進む先に勝利があるのだ。
「大変ですリリィ!」
 村で自警団をしていたという青年が夜の静寂を打ち破り、リリィの元に走ってきた。
 息を大きく弾ませた焦燥声に、床で寝ていた怪我人達もぞろぞろと頭をもたげる。
「どうしました?」
 不安げに喉を鳴らす人々たちの声を背に、リリィは毅然とした態度で青年の前に立った。
 その頼もしい佇まいに、動揺の拡散がわずかだが抑えられる。だがそれも一瞬のことだった。
「た、沢山の明かりが……敵軍が、この森に攻めてきました!」
 青年の声が聖堂内に響き、鎮まる前以上の動揺が広がる。
「うそ……」
 なぜ、どうして。
 めまいのするような感覚を覚えながら、リリィは走り出した。
 修道服の裾とヴェールをひるがえし、厳しい顔を浮かべて修道院の屋上へと駆ける。
 闇に包まれた森を一望すると、たくさんの鬼火が連なりあって泳いでいた。
 リリィはその絶望的な光景に、膝から崩れ落ちる。
「……神よ。なぜ、私たちをこうも苦しめるのですか?」
 満天の星空に怨嗟の声を放ち、唇をギリリと噛んだ。
 敵兵は、明らかにこの修道院を目指している。いったい、どこで情報が漏れたと言うのか。
 本職の兵士と真正面からやりあって勝てる力など、リリィの陣営にあるはずもなかった。
 発見が早かったのか、距離はまだ遠い。選択をする時間が残されているのは不幸中の幸いだった。
「この場所を放棄します……みなさんに、撤退の準備をするように伝えて下さい」
「わ、わかりました!」
 慌てて屋上から出て行く青年を見送り、リリィは再び星空を睨んだ。
 ここから逃げたとしても、行くアテなどない。後援を引き受けてくれる協力者を得る前に、事態は最悪の方向へと動き出してしまった。
 撤退戦の想定もしておらず、誰をしんがりにするかすら考えていなかった。自分の無能さを思い知らされたような気がして、リリィは己の拳に爪を刺す。
「……まだ、終わっていません!」
 諦めるにはまだ早い。
 不屈の精神は、彼女を再び立ち上がらせる。
 信じること。それこそが【英雄】である修道女リリィが持つ素質であった。


 撤退指示を出され、修道院は上へ下へと大騒ぎだった。
 動けない怪我人の運搬を進める男も居れば、最低限の備蓄を担いだ女もいる。なかには数少ない馬へ我先にと飛びつき、たった一人で逃げ出した者もいたという。
 そのしらせに、リリィは激しいショックを受けた。助け合い、苦難を共に乗り越えるべき局面でそのような自分本位な行動に出た人間がいたことが、にわかには信じられなかった。
「リリィ!」
 目の前が真っ暗になりそうな気持ちでいたリリィの耳に、隻腕の女騎士の声が届く。駆け寄ってくる彼女の姿を見た瞬間、背に掛かる負担が一気に軽くなった気がした。
「ジャネット……!」
 もう大丈夫だ。戦場を駆け抜けた帝国騎士の英知があれば、この絶望的な状況を覆せるに違いない。
 リリィは思わず顔をほころばせ、ジャネットの元へ駆け寄った。
「危ない!」
「きゃあ!?」
 突然、自警団をしていた青年がリリィの身体を突き飛ばす。
 次の瞬間、リリィがいた場所に剣閃が走った。
「え……?」
 元自警団の青年は肩から腰に掛けて切り裂かれ、血しぶきを撒き散らしながら崩れ落ちる。
 その瞬間を見た男女が一斉に悲鳴を上げ、事態はますます混乱の一途をたどった。
 逃げ惑う人々に追い討ちをかけるように、先端に火のついた矢が森の中から次々と放たれる。
 動けない怪我人の胸を貫き、かいがいしく育ててきた小さな菜園は無残に焼かれ、心のよりどころである修道院は炎に包まれた。
 炎の灯りが夜を切り裂き、周囲を照らす。
 その時初めて、リリィは木立の隙間に人が立っていることに気付いた。
 右も左も、前も後ろも。あらゆる方角が、全て武装した集団によって塞がれている。
「グハハハハ! 女は捕らえろ! 男や老人は殺せぇ!」
 聞いた事もない男の野太い声が、ジャネットの背後から聞こえてきた。
「どう……して……」
 純白の修道服に青年の返り血を浴びたリリィは、震える唇でようやくその言葉を紡いだ。




 ジャネットの策は首尾よく成功した。
 かがり火を焚き、敵に自分達の接近を知らせる。しかし、本命の部隊には明かりを持たせず、かがり火よりさらに先行して修道院へと進ませておいた。
 まだ敵との距離は遠いと思っていたところへ一気に奇襲をかけ、浮き足立たせる。単純な策だが、果はあった。
 もし下手に強襲すれば、リリィの陣営が迎撃に転向するた可能性は充分に残されていた。彼我の実力差は明白なものの、無傷では済まなかっただろう。
 しかしマルクは帝国の女騎士が持つ知識を用いり、リリィの性格を知るジャネットの記憶を読み取ることで、難なく修道院を陥落した。
 リリィを助けるために使われるはずだったジャネットの戦術が、リリィを追い詰めたのだ。
 耐え難いほどの自責の念が全身にのしかかるが、マルクの精神が味わうのは愉悦だった。
 裏切りを「させている」快感があり、裏切りを「している」実感がある。相反する感情を歪曲した口でかみ締め、マルクはリリィの顔を覗き込んだ。
「ジャネット……どうして……どうして……!」
 窮地に立たされたリリィは、うわ言のように同じ言葉を繰り返している。
 しかしその目には、まだ生気が宿っていた。逆転などできるはずがないのに、リリィは何一つとして諦めていないのがわかる。
 ここにきて、いったい何を信じ、拠り所にしているのか。マルクは少しだけ興味を持った。
「グハハッ! リリィと言ったか? こやつは実に賢い女よ!」
 思索を中断させる大きな声が響き、赤銅の鎧を纏った大柄な男が、気安くジャネットの肩に手を置く。不快ではあったが、マルクはあえてそのままにした。
「この女はな、うぬら帝国に未来はなしと見切りをつけ、我が軍門に下ったのよ!」
「そんな……!」
 ジャネットが裏切ったと知り、リリィの目が大きく見開かれる。
 だが、すぐにまた反抗的な目つきに戻った。親友に裏切られた程度では、英雄は絶望しないのだ。
「見損ないました! あなたのその腕は、彼ら王国軍に斬り落とされたのではなかったのですか!」
「復讐心だけで生きてはいけないと気付いたのだ。騎士道や忠義など掲げたところで、戦場では何の役にも立たない」
 心の片隅にもない台詞を、ジャネットの声で紡ぎ出す。
 一言一句を吐き出すたびに舌をかみちぎりたい衝動に襲われた。しかしマルクの支配下にあるその肉体が、自らの誇りを守るために動くことはない。
「さあ、リリィもゲラウ少佐殿に許しを請うのだ。ここにいる者たちの命が惜しければな」
「そん……な……そんな、卑怯なマネをするなんて……!」
 悔し涙を滲ませて、リリィがジャネットを睨む。そうした態度を取ったところで、状況が変わるわけでもなかった。
 修道院は焼かれ、ゲラウ少佐の部隊は彼女たちを完全に包囲している。
 逃げ場はなく、戦うための武器も力もない。生き延びるための選択は、一つだけだ。
「あなたが降伏しないというのなら、一人ずつ殺していこうか。今から十秒後に、一人斬る。最初はそうだな、フィリアに懐いていたあの少年にしよう」
 ぐるりと視線を流すと、老女に抱きつく少年を見つけた。
 ほんの数時間前には、彼に暴行していたフィリアをジャネットが止めたのだ。それなのに今は、彼女が自らの剣で切り伏せると言っている。
「1」
 そんな矛盾すら愉悦に変え、カウントを呟きながら少年に向かって歩を進める。
 背後で、リリィの息を呑む声が聞こえた。
「じょ……じょうだん、ですよね……? だって、あの子のことはあなただって……」
「2」
 自警団の青年の血を吸った直剣を振り、怯えた目で見上げる少年と視線を交わらせる。
 笑顔を浮かべると、老女が悲鳴を上げしがみつく少年を慌てて振り払った。
「3」
 たった一人残された少年に、一歩、また一歩と近づいていく。
 ジャネットを止める者は誰もいない。少年をかばい立てする者も現れない。
 皆、自分の命が惜しいのだ。
 それは当然の感情だが、私欲を捨て他人のために尽くせるリリィにとっては、悪夢のような光景だろう。
 神の教えが無意味であることを、自分の言葉が何の力も持っていなかったことを、まざまざと見せ付けられている気分に違いない。
「7」
 少年は棒立ちのまま、その場から動かない。何が起きているのか理解していないのか、それとも誰かに手を引いてもらわなければ、生きるための判断も出来ないのか。
「8」
 どちらにせよ、彼の命は風前の灯だった。
 それを救えるのは、たった一人の、ほんの一言。
「9」
 振り上げた剣を構え、ジャネットの視線が小さく短い胴体を見据える。
 腕が一瞬だけ拒絶するように震えたが、すぐに収まった。
 女騎士が最後のカウントを唱えようとした、まさにその刹那。
「こ、降伏します!」
「…………ほぅ?」
 ぐるりと、剣を振り上げた体勢のまま肩越しに振り返ると、純白の修道服を地面にこすり付けてリリィが頭を下げていた。
「お願いします! 私はどうなってもいいので……どうか、ここにいる方々の命だけは!」
「……などと申しておりますよ、少佐殿?」
 従者に自分の鎧を脱がせていたゲラウ少佐へ、うわべばかりの慇懃な質問を投げかける。
 彼は満面の笑みを返し、例のだみ声で豪快に笑った。
「グハハハハハ! よかろう! 我が軍に忠誠を誓うのなら、命を保障しようではないか!」
「だ、そうだ。よかったなぁリリィ?」
「はい……! ありがとう、ございます……!」
 顔は上げず、土を握り締め肩を震わせている。
 よほど悔しいのか、それとも無力感に打ちひしがれているのか。
 リリィが本物の英雄ならば、前者に違いない。
 彼女が諦めない限り、状況はいつか覆される。
「……少佐殿。さっそく、味見をしてはいかがです?」
「むろんだとも。清楚な修道女を教会の外で犯すなどと……考えただけで興奮するわ!」
 鎧を脱ぎ捨てたゲラウは、その大柄な体格に見合った堂々たる足取りで、リリィへと近づいていった。


 ゲラウ少佐は情緒のカケラもなく、リリィの修道服を荒々しい手つきで破り裂いた、
 煌々と燃える炎が、修道服の上からではわからなかった肢体の稜線をあらわにする。
 華奢な肩を、控えめな胸の膨らみを、くびれた腰つきを、傷一つ付いていない彼女の白い肌を、マルクは芸術品でも鑑賞するように眺めた。
 だがゲラウ少佐はシスターの美に見惚れることもなく、乱暴に胸を揉み、秘所をまさぐる。
「いっ、いやああああッ!」
「グハハハ! 何がイヤなものか! うぬから犯してくださいと懇願したのであろう!」
 陵辱をされるシスターと、陵辱する敵将の会話は、まるで決められた言葉を喋っているかのように空々しい。
 本人達はいたって真面目なのだろう。リリィは自己犠牲の精神と己の羞恥心に悶え、ゲラウ少佐はそんな弱々しい抵抗を蹂躙することに愉悦を得ている。
 だが、マルクには一連の全てが、退屈だった。
 陵辱など、生前から見慣れている。抵抗する女の叫びにも、蹂躙する男の笑いにも、とうに飽きていた。
 退屈でつまらない、画一化された光景。
 だが今は歯がゆく、腹立たしい光景にも見えていた。
(……なんだ、これは)
 自分の中に感じるのは、無力感だった。
 守るべき存在が穢され、それを見守ることしかできない自分自身に、激しい怒りと失望を感じている。
 それは、マルクが支配する肉体の持ち主が有する感情。女騎士ジャネットが、いままさに味わっている想いだった。
 生まれて初めて味わう後悔の念が、マルクの心を痛める。
 自分でお膳立てをし、シスターを犯すように自分で誘導した結果であることが、おぞましかった。
「ふっ、ふふふふっ! なんだこれは。これが、良心の呵責とでも言うのか!?」
 後悔に苛まれる女騎士の肉体を掻き抱き、全身を震わせる。
 数え切れないほどの悪意に触れ、裏で糸を引いてきた自分では決して辿り着くはずのなかった気分に、マルクは酔いしれた。
 不快であることには違わない。しかし、新鮮だった。
 自分の人生が壊れていく感覚が。破滅の足音を誰よりも近くで聞き、目の前が真っ暗になっていく感覚が。
(素晴らしい……!)
 破滅願望と破壊衝動が同時に満たされ、マルクは女騎士の体にのしかかる最悪の気分を心底から楽しんでいた。
「やっ、あっああああっ! あぎぃ!」
「ぐう、出すぞ! その白きカラダを、我が精液で彩るが良い!」
 獣のように交わる少佐とシスターの咆哮に触発されてか、各所からも女の喘ぎ声が湧きはじめる。
「んぐぁっ! もう、許してぇ! はああ!」
「お願い、あなた見ないで下さい! いやああ!!」
「やだあああ! きもち、わるいよおお!」
 フィリアの絶叫が響き、夫の目の前で犯される女が悲鳴を上げ、幼い肢体を舐め回される少女が泣きわめいている。
 ジャネットの……自分の裏切りによって生み出された地獄のような光景に、涙すら溢れてきた。
「はあ……はあ……ジャネット殿……そろそろ、私もお相手願えますかな」
 ゲラウ少佐の副官が、劣情を催した瞳で肩を叩く。
 マルクは泣き腫らした女騎士の顔でムリヤリ笑顔を作り、鎧を脱ぎ始めた。
 とはいえ、男に犯される体験までするつもりはない。
 リリィに視線を投げかけると、見開かれた彼女の瞳は何も映していなかった。
「帰るぞ、テイミー。もう充分だ」
「は、はい!」
 ここにはいない赤目の少女に向けて声をかけた瞬間、裸になったジャネットの肉体と、【濃霧に包まれた世界】からマルクは完全に立ち去った。

**

「あっははははは! 見事だよマルク! さすがの手腕だ!」
 書斎世界に戻ってきたマルクを出迎えたのは、法衣を身にまとった丸眼鏡の男だった。
 その傍らには濃紺の修道服を着たテイミーもいる。
「英雄リリィは、ゲラウ少佐殿の手によって完全に堕ちた! 彼女を補佐するジャネットもだ。あそこまで被害を拡大させてくれるなどと、思いもしなかったよ!」
「ふ……っ」
 いつの間にか横になっていた上体を起こすと、やはりメイド服を着た女の体が眼下にあった。
 乳房を見下ろす視界にもだいぶ慣れてきた。男の体でいた頃が、ずいぶんと遠くに感じる。
「女神の加護とやらは、奪えたのか?」
「もちろんだとも。あそこまで蹂躙されて再び立ち上がる心を持った人間など、そうはいないさ」
 そういい、丸眼鏡の男が真紅の本を差し出してくる。この本の中にジャネットが、リリィが、そして先ほどまでの自分がいたのだと思うと、改めて不思議な気分になった。
「この本はマルクのものだ。英雄を失った後のセカイがどんな結末を迎えたか……気になったときにでも、覗いてみれば良い」
「……ああ」
 男の手から本を受け取り、先ほどまでの絶望を思い返す。
 だが、身がよじれるほどに激しい後悔を浴びていた心は、すっかり凪いでいた。
「さて……次はどんな世界なのかな」
 リリィの名前すらすでに記憶の彼方へと霞み、マルクの興味は別の本に、そこで暮らす別の英雄へと移っていた。





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No title

>リリィを助けるために使われるはずだったジャネットの戦術が、リリィを追い詰めたのだ。
>心の片隅にもない台詞を、ジャネットの声で紡ぎ出す。

このあたりの表現が大好きです。
憑依されて、本来の身体の持ち主が備えていた頭脳や腕前を奪われ、それが仲間を追いつめて、心に眠っている本人の心が苦しんでいる、それを想像するだけで興奮が止まりません。
あとは本人であれば言わないセリフを言わせて自らも相手も苦しめるというのもいい興奮ポイントです。

No title

義に篤い騎士のカラダを裏切りで穢すのはたまりませんな!
裏切らせる愉悦と共に、本人の苦しみまで味わえるというのは良い刺激でしょうなあ。

No title

この世界が後にどうなるか楽しみですなぁ!

コメントありがとうございます!

各々様方
コメントありがとうございます。

>井澄ミスト さん
細部までピックアップしお褒め頂きありがとうございます!
外道の所業ですがそれがたまらなく良いのです


>nekome さん
退屈な男が退屈でないためには、新しい刺激を与えるのが一番ですな!
どんどん他人の感情を学ばせましょう


>柊菜緒 さん
当然、帝国全土が破壊と殺戮と陵辱の嵐です。
そんな世界にしてしまったのは、主人公のせいです。それすら彼は愉悦に変えていますね
恐ろしい男……っ