復讐メイツ 6.5
というわけで
クビになった教師が入れ替わり能力を使って生徒に復讐していく話です
高西このめ 編 3
確認
*この物語はフィクションです 実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません
*主人公は腐れ外道です また、3月27日に発売する某ゲームとはなんら関係ありません
*エロ描写のレベルは知れたものなので期待しすぎに注意です
*以上を理解している方のみ閲覧をお願いします 不快になっても責任は負いません
復讐メイツ 6.5 ~高西このめ 3
俺は身をかがめると、前を完全にはだけさせ、ブラジャーを取り払ってやった。
下着で押さえつけられていたこのめの巨乳がプルンと波打ち、解放感と胸のずっしりとした重みに同時に襲われる。男ではなかなか体験できない感覚だ。
「ぬ、脱ぐなぁ! この変態!」
「そうよ。『このめ』は変態なのぉ」
声色を使って、わざと女らしい言い方をする。男のときにやっても気色悪いだけだが、耳に入ってくるのは幼げな可愛らしい声なのだから問題ない。
むしろ自分自身を罵ると下腹部が熱くなった。このめはMなのだろうか。
「アタシじゃない! 変態はお前だ! 死ね死ね今すぐ死ね!」
「もー、お姉ちゃんにそんな言葉遣い。あは、でもなんだろ。ゾクゾクする」
バカ女に罵倒され、怒りを覚えないわけではない。しかしそれ以上に、『このめ』のカラダは悦んでいた。
気の強い様子からむしろ逆だと思っていたが……これはこれで楽しめそうだ。
「ほら、見て。乳首、もうこんなになってる」
胸を突き出し、ツンと尖った乳首を見せびらかす。男なら誰でもむしゃぶりつきたくなるような、キレイな蕾を目の前において、このめの顔は一気に羞恥に染まった。
鏡越しにしか見られない、正面から拝む自分の裸体というのも新鮮だろう。それが童顔の巨乳で、ましてや今のカラダは思春期真っ只中にいる男なのだから。
「どう? 揉みたい? 自分の……ううん、お姉ちゃんのおっぱい、滅茶苦茶にしたい?」
「ば、ばっかじゃないの!? そんなわけ……」
「そう? でも、ここは違うって言ってるよ」
下着をずらすと、前開き部分から勃起済みの男根が飛び出した。ソラ、雪美、緑華とさまざまに入れ替わってきたが、男のモノを女の視点から見るのは初めてだ。
だが不思議と気持ち悪い感じはしない。
「ココをぐにぐにされて、気持ちよかったでしょ?」
「ち、違……これは……!」
「入院生活で溜まっているでしょ? 素直になりなさいよ」
言いながら身を乗り出し、このめの柔肌で肉棒を挟み込む。
「キャウ!」
犬のような悲鳴を上げて、顔を仰け反らせた。
肉棒は一瞬で膨張し、谷間の中でビクビクと脈動している。熱を伴ったバイブを挟んでいるような気分だ。
「あ、熱い……ふふ、どう? 気持ちいい?」
「やっ、しゃべら……息、が」
巨乳とはいえ、男のイチモツをすべて埋め尽くせるだけのボリュームには及ばず、胸の隙間から亀頭がはみ出ていた。
尿道から早くも我慢汁が溢れ、透明な液体がこのめの胸を汚している。
指の間に乳首を挟みながら乳房を揺すってやると、粘液はさらに濃度を増し滑りを良くしていった。
白い肌の間で真っ赤になった亀頭が震え、出し入れするたびにグチュグチュといやらしい音が病室に響く。
「あは、はぁ、やめ……いい加減に……!」
「あはは、ミノルってばこんなにカウパー漏らして……そんなにお姉ちゃんのパイズリ気持ちいい?」
「違、アタシはぁ、ハッ、うっ、ミノルじゃ、あぁッ」
左右からこね回すように弟のモノをしごき、そしてそのたびにこのめは切なそうな声を漏らす。
男の悶える姿など辟易するだけかと思っていたが、これが意外と楽しい。
「弟に奉仕する」ことで自ら姉のプライドを破壊していくことにも、たまらない興奮を覚えた。
本来ならもう一度入れ替わって、男としてこのめの巨乳を堪能するつもりだったが、自虐の悦びが勝り元に戻る機を消失する。
「あ、はぁ、はぁ、はぁっ」
一方で、俺がこのめの尊厳を奪っているのだという快感もあった。
被虐と加虐の対照的な嗜好が同居し、もはや自分がどちらの愉悦に溺れているのか判別できなくなる。
「んっ、乳首……ッ。気持ち、いい……ッ」
嗜虐性に加えて、肉体自身がもたらす快楽も侮れない。
このめの小さな手では到底おさまりきらない乳房を揉みしだきながら、ときどきプックリと膨らんだ突起物を肉の雁首と擦りあわせる。その都度このめは悲鳴を上げ、俺も女の刺激に打ち震える。
まったく弄っていないにもかかわらず、股間はすでにいやらしい蜜を溢れさせていた。ショーツから溢れた愛液が、太ももをつたって流れていく感覚までハッキリとわかる。
もしいま誰かがここに入ってきたら……そう思うだけで粘液の量は加速度的に増えていった。
「う、あ、あぁ……ッ、なに、くる……来ちゃう……ッ」
口の端からヨダレを垂らしながら呻き、このめと肉棒がピクピクと痙攣する。射精が近いようだ。
「イクの? お姉ちゃんのおっぱいに挟まれたまま、精液出すの?」
「はっ、はひ、はッ」
首を横に振るが、もう限界間近なのは明らかだった。
俺はそれまで以上の速さで胸をこすり付け、強く押しつぶすように圧迫してやる。
初めての男のカラダで感じる享楽に、このめが長い間抗えるはずもなかった。
「う、あ、出ちゃ……!」
「いいよ。お姉ちゃんの顔にかけてッ……ううん」
「──自分のカラダに、その汚い精液をぶちまけろ!」
「!?」
それまでの「奉仕する姉」から言葉遣いを「俺」本来のものに急変し、自らの行いを改めて認識させる。
このめは目を大きく見開いたが、もう遅い。
「あっ、や、あ、あああアアアッ!!」
ヨダレを振りまきながら、ミノルの肉体は盛大に放射した。
白濁とした粘液が『このめ』の胸や顔や髪へと飛び散り、肌に張り付く。
「やだ、止まんな……あああッ!」
射精は一度ではおさまらず、二度、三度と続けて欲望の塊を吐き出した。びゅくびゅくと暴れながら自らの肉体を汚していく行為に、このめは愕然とした表情を浮かべる。
「あ、ああ……いやぁ……」
「相当溜まっていたみたいだなぁ。初めての射精はどんな気分だ?」
精液を胸に塗りつけながらゆっくりと身を起こし、いまだに小さく喘いでいるこのめに話しかける。
口元をなめずりすると、ヨーグルトのような舌触りと青臭い味が鼻に抜けた。
「苦いな」
ツバを吐いてもよかったが、そのまま飲み込む。ノドに絡みつく精液の味は、やすやすと消えはしないだろう。元に戻ったときの反応が楽しみだ。
「な、なに舐めてんのよ……この変態!」
ここに来てもまだこのめは強気な姿勢を見せる。根性が座っているのか、頭の足りない馬鹿なのか……。
「女のクセに射精して、元・自分にぶっかけるお前は何だ?」
「あ、あんたのせいでしょ……もう満足したでしょ!? さっさと戻しなさい!」
「満足? バカが」
腰を突き出し、このめの目の前で下着のみをつけた下半身を見せてやる。
ブラと揃いの水色をしたショーツは、まるで小便でも漏らしたかのように水浸しだった。
「お前にパイズリしてやってる間、こっちはずっと我慢していたんだ。……わかるよな?」
もしかしたら水気を含んでいるせいで、ショーツは透けてしまっているかもしれない。となると、今このめは自分の茂みや陰部の形を間近で観察しているわけだ。
女の秘匿するべき部分が見透かされていると思うと、腹の底が疼きより興奮してくる。
このめの肉体は、足の先から頭のてっぺんまで変態だった。
「それっ」
「んんっ!? んーッ!!」
いたずらめいた少女のような掛け声を出し、濡れそぼったこのめの股間を『弟』の顔に押し付ける顔面騎乗位のスタイルになる。
このめが驚きの声を上げることで、息が吹きかかり唇の動きが敏感な箇所をショーツ越しに擦ってきた。
「んぁ、はっ、ははっ、これは……ん、すご……」
「やは……やはぁ……!」
「ほら、お前も舌を出して舐めろ……んぁッ」
腰を上下に揺さぶりながら責め立てると、女の中で最も敏感な箇所に鼻っ柱がぶつかる。ショーツ越しには判別しがたいが、クリトリスを包んでいる薄皮はとっくに剥けたようだ。
「いつ、看護師や見舞い客が来るかわからんぞ? 早くイかせた方がお前にとっても得策じゃないか?」
『弟』の顔を見下ろしながら、甘い声で囁いてやる。
「う、ううっ……」
自分のものであるはずの陰部へのクンニを強要され、このめは押し殺すように泣いていた。
反抗的な目も相変わらずで、もうしばらく心が折れる気配はない。
しかし現状において、俺の言うことは合理的で非の打ち所のない建設的な意見だと納得したらしい。このめは両目を閉じると、赤い舌を伸ばして自分自身への愛撫を始めた。
唾液にコーティングされた肉塊が、薄布一枚を隔てて割れ目に突き立てられる。
指よりも太く肉厚なソレがときに敏感な箇所を小突き、ときに陰毛を撫でるように旋回し、ときにショーツごと膣内に押し入る素振りを見せてねじ込まれる。
一つ一つの動作に対して、俺は女の喘ぎ声を遠慮なく上げて、享楽に魅入られていった。
(同じ事なら緑華の妹にもシテやったが……まさか、これほどまでとは)
桃花は気持ち悪いと連呼し泣き叫ぶばかりだったが、俺の感想はまったくの逆だ。
予測不可能な動きで陰部全体を舐めまわされることも、だらだらと流れる愛液をすすられる際の吸引も、いやらしい音も、すべてが興奮へと変換されていく。
フェラチオと大差なしと思っていたが肉穴そのものに加えてクリトリスの刺激。そして淫らな汁を垂れ流している実感さえもが、快楽のトリガーだった。
「はぁ、はっ、あ、上手い、じゃないか。さては、んっ、レズか?」
「……」
このめは俺の煽りに何も返さず、目を閉じたままひたすら気持ち良い箇所にむしゃぶりついている。
必死に、それでも的確に喜悦を水増しさせる舌技に翻弄され、いよいよ限界の波が近づいてきた。
「あっ、あぅ、ハッ、い、いく……いっ、あああッ」
息も絶え絶えに喘ぎ、頭が真っ白になる。
脚がピクピクと痙攣し、膝立ちすら維持できない激しい快感が、俺の中で爆発した。
「はっ、あ、ああああああああああッーーーー!!」
がくがくと震えながら、大量の愛液を『弟』の顔にぶちまける。
「はっ、はっ……くは、ぁ……」
カラダをわななかせ、絶頂の余韻に浸る。やはり、女の快楽は何度味わっても凄まじいの一言に尽きた。
「……」
このめは、透明な淫水でビシャビシャになったまぶたを開き燃えるような瞳で睨みつけてくる。
まだ折れないその心は素直に評価する。が、敵愾心むき出しの目は俺の恍惚な気分を一気で引っさげてしまった。興醒めだ。
「何か、言いたいことがあるか?」
腰をずらして、息苦しさから解放してやる。
口が自由になった途端、このめは粘液でぬらぬらと輝く唇を素早く動かした。
「殺してやる……ッ」
「……はははっ」
「笑ってればいいよ。元に戻ったら、絶対にアンタを殺すから!」
「それは怖いなぁ」
バカ女は、どこまでいってもバカ女だった。
俺はこのめを見下ろしたまま、頭の中のレーダーを呼び出す。
「……じゃあ、殺されないための手を打とうか」
「許すと思っているの? バカじゃない?」
「バカはお前だ」
明らかに出来の悪い生徒は、とっとと見放すべきだ。でなければ、クラス全体に悪影響を及ぼす。
許しなど必要ない。このめはもう二度と、自分の脚で俺を探す事が出来なくなるのだから。
「この健康で自由なカラダ……車椅子など必要のない脚は、お前みたいなバカには過ぎたものだ」
「は? 何言って……」
俺はその台詞を最後まで聞くことはなく。
一瞬にして病室から……このめの肉体から、自分の肉体へと転換した。
「んっ……ふふふ」
目の前には、食いかけのラーメンが置かれていた。
財布を見ると、そんなに金額が減っているわけでもない。好きに使えと言ったのに、ミノルは散財しなかったようだ。
慎み深い、性根のまっすぐな少年に感動する。もっとも、これからは少女として生きていくわけだがな。
「俺からのプレゼントは、気に入ってもらえたかな?」
夕暮れの差しかかった窓の外を振り向き、病室でのやり取りを空想する。
らしくもなく他人に施しを与えたのに、気分は実に爽快だった。
***
「裏切り者! 裏切り者裏切り者裏切り者ぉ!!」
病室から出てきた『このめ』は、部屋の中で騒ぐ『ミノル』の声を浴びながら、後ろ手にドアを閉めた。
「は、ははは。あのおっさん、すげぇ……!」
スカートをはいた自分の脚を撫でて、『このめ』はニヤニヤと笑っている。
「っしゃーーーーー!!」
病院の廊下であるにもかかわらず、『このめ』は大声を上げて一気に走り出した。
あの様子なら、先生の敵に回ることはないだろう。姉と同じく、かなり単純な頭の構造をしているらしい。
私は物陰から身を乗り出し、彼女の出て来た病室の前に立つ。中からは少年のすすり泣く声が聞こえてきた。
「どうして……どうしてよぉ……お願いだから、元に戻して……」
私はそれを聞き、部屋の前から離れる。
なんて素晴らしい結末だろう。
やはり先生は私の仲間に相応しい。
彼はまだ私を信用しきっていないようだが、下手に全幅の信頼を寄せられるより好感が持てる。
あと、一人。
彼女を片付けた後、先生は私に反逆してくるかもしれない。
そのときが楽しみだ。
あっとひっとり!あっとひっとり!
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クビになった教師が入れ替わり能力を使って生徒に復讐していく話です
高西このめ 編 3
確認
*この物語はフィクションです 実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません
*主人公は腐れ外道です また、3月27日に発売する某ゲームとはなんら関係ありません
*エロ描写のレベルは知れたものなので期待しすぎに注意です
*以上を理解している方のみ閲覧をお願いします 不快になっても責任は負いません
復讐メイツ 6.5 ~高西このめ 3
俺は身をかがめると、前を完全にはだけさせ、ブラジャーを取り払ってやった。
下着で押さえつけられていたこのめの巨乳がプルンと波打ち、解放感と胸のずっしりとした重みに同時に襲われる。男ではなかなか体験できない感覚だ。
「ぬ、脱ぐなぁ! この変態!」
「そうよ。『このめ』は変態なのぉ」
声色を使って、わざと女らしい言い方をする。男のときにやっても気色悪いだけだが、耳に入ってくるのは幼げな可愛らしい声なのだから問題ない。
むしろ自分自身を罵ると下腹部が熱くなった。このめはMなのだろうか。
「アタシじゃない! 変態はお前だ! 死ね死ね今すぐ死ね!」
「もー、お姉ちゃんにそんな言葉遣い。あは、でもなんだろ。ゾクゾクする」
バカ女に罵倒され、怒りを覚えないわけではない。しかしそれ以上に、『このめ』のカラダは悦んでいた。
気の強い様子からむしろ逆だと思っていたが……これはこれで楽しめそうだ。
「ほら、見て。乳首、もうこんなになってる」
胸を突き出し、ツンと尖った乳首を見せびらかす。男なら誰でもむしゃぶりつきたくなるような、キレイな蕾を目の前において、このめの顔は一気に羞恥に染まった。
鏡越しにしか見られない、正面から拝む自分の裸体というのも新鮮だろう。それが童顔の巨乳で、ましてや今のカラダは思春期真っ只中にいる男なのだから。
「どう? 揉みたい? 自分の……ううん、お姉ちゃんのおっぱい、滅茶苦茶にしたい?」
「ば、ばっかじゃないの!? そんなわけ……」
「そう? でも、ここは違うって言ってるよ」
下着をずらすと、前開き部分から勃起済みの男根が飛び出した。ソラ、雪美、緑華とさまざまに入れ替わってきたが、男のモノを女の視点から見るのは初めてだ。
だが不思議と気持ち悪い感じはしない。
「ココをぐにぐにされて、気持ちよかったでしょ?」
「ち、違……これは……!」
「入院生活で溜まっているでしょ? 素直になりなさいよ」
言いながら身を乗り出し、このめの柔肌で肉棒を挟み込む。
「キャウ!」
犬のような悲鳴を上げて、顔を仰け反らせた。
肉棒は一瞬で膨張し、谷間の中でビクビクと脈動している。熱を伴ったバイブを挟んでいるような気分だ。
「あ、熱い……ふふ、どう? 気持ちいい?」
「やっ、しゃべら……息、が」
巨乳とはいえ、男のイチモツをすべて埋め尽くせるだけのボリュームには及ばず、胸の隙間から亀頭がはみ出ていた。
尿道から早くも我慢汁が溢れ、透明な液体がこのめの胸を汚している。
指の間に乳首を挟みながら乳房を揺すってやると、粘液はさらに濃度を増し滑りを良くしていった。
白い肌の間で真っ赤になった亀頭が震え、出し入れするたびにグチュグチュといやらしい音が病室に響く。
「あは、はぁ、やめ……いい加減に……!」
「あはは、ミノルってばこんなにカウパー漏らして……そんなにお姉ちゃんのパイズリ気持ちいい?」
「違、アタシはぁ、ハッ、うっ、ミノルじゃ、あぁッ」
左右からこね回すように弟のモノをしごき、そしてそのたびにこのめは切なそうな声を漏らす。
男の悶える姿など辟易するだけかと思っていたが、これが意外と楽しい。
「弟に奉仕する」ことで自ら姉のプライドを破壊していくことにも、たまらない興奮を覚えた。
本来ならもう一度入れ替わって、男としてこのめの巨乳を堪能するつもりだったが、自虐の悦びが勝り元に戻る機を消失する。
「あ、はぁ、はぁ、はぁっ」
一方で、俺がこのめの尊厳を奪っているのだという快感もあった。
被虐と加虐の対照的な嗜好が同居し、もはや自分がどちらの愉悦に溺れているのか判別できなくなる。
「んっ、乳首……ッ。気持ち、いい……ッ」
嗜虐性に加えて、肉体自身がもたらす快楽も侮れない。
このめの小さな手では到底おさまりきらない乳房を揉みしだきながら、ときどきプックリと膨らんだ突起物を肉の雁首と擦りあわせる。その都度このめは悲鳴を上げ、俺も女の刺激に打ち震える。
まったく弄っていないにもかかわらず、股間はすでにいやらしい蜜を溢れさせていた。ショーツから溢れた愛液が、太ももをつたって流れていく感覚までハッキリとわかる。
もしいま誰かがここに入ってきたら……そう思うだけで粘液の量は加速度的に増えていった。
「う、あ、あぁ……ッ、なに、くる……来ちゃう……ッ」
口の端からヨダレを垂らしながら呻き、このめと肉棒がピクピクと痙攣する。射精が近いようだ。
「イクの? お姉ちゃんのおっぱいに挟まれたまま、精液出すの?」
「はっ、はひ、はッ」
首を横に振るが、もう限界間近なのは明らかだった。
俺はそれまで以上の速さで胸をこすり付け、強く押しつぶすように圧迫してやる。
初めての男のカラダで感じる享楽に、このめが長い間抗えるはずもなかった。
「う、あ、出ちゃ……!」
「いいよ。お姉ちゃんの顔にかけてッ……ううん」
「──自分のカラダに、その汚い精液をぶちまけろ!」
「!?」
それまでの「奉仕する姉」から言葉遣いを「俺」本来のものに急変し、自らの行いを改めて認識させる。
このめは目を大きく見開いたが、もう遅い。
「あっ、や、あ、あああアアアッ!!」
ヨダレを振りまきながら、ミノルの肉体は盛大に放射した。
白濁とした粘液が『このめ』の胸や顔や髪へと飛び散り、肌に張り付く。
「やだ、止まんな……あああッ!」
射精は一度ではおさまらず、二度、三度と続けて欲望の塊を吐き出した。びゅくびゅくと暴れながら自らの肉体を汚していく行為に、このめは愕然とした表情を浮かべる。
「あ、ああ……いやぁ……」
「相当溜まっていたみたいだなぁ。初めての射精はどんな気分だ?」
精液を胸に塗りつけながらゆっくりと身を起こし、いまだに小さく喘いでいるこのめに話しかける。
口元をなめずりすると、ヨーグルトのような舌触りと青臭い味が鼻に抜けた。
「苦いな」
ツバを吐いてもよかったが、そのまま飲み込む。ノドに絡みつく精液の味は、やすやすと消えはしないだろう。元に戻ったときの反応が楽しみだ。
「な、なに舐めてんのよ……この変態!」
ここに来てもまだこのめは強気な姿勢を見せる。根性が座っているのか、頭の足りない馬鹿なのか……。
「女のクセに射精して、元・自分にぶっかけるお前は何だ?」
「あ、あんたのせいでしょ……もう満足したでしょ!? さっさと戻しなさい!」
「満足? バカが」
腰を突き出し、このめの目の前で下着のみをつけた下半身を見せてやる。
ブラと揃いの水色をしたショーツは、まるで小便でも漏らしたかのように水浸しだった。
「お前にパイズリしてやってる間、こっちはずっと我慢していたんだ。……わかるよな?」
もしかしたら水気を含んでいるせいで、ショーツは透けてしまっているかもしれない。となると、今このめは自分の茂みや陰部の形を間近で観察しているわけだ。
女の秘匿するべき部分が見透かされていると思うと、腹の底が疼きより興奮してくる。
このめの肉体は、足の先から頭のてっぺんまで変態だった。
「それっ」
「んんっ!? んーッ!!」
いたずらめいた少女のような掛け声を出し、濡れそぼったこのめの股間を『弟』の顔に押し付ける顔面騎乗位のスタイルになる。
このめが驚きの声を上げることで、息が吹きかかり唇の動きが敏感な箇所をショーツ越しに擦ってきた。
「んぁ、はっ、ははっ、これは……ん、すご……」
「やは……やはぁ……!」
「ほら、お前も舌を出して舐めろ……んぁッ」
腰を上下に揺さぶりながら責め立てると、女の中で最も敏感な箇所に鼻っ柱がぶつかる。ショーツ越しには判別しがたいが、クリトリスを包んでいる薄皮はとっくに剥けたようだ。
「いつ、看護師や見舞い客が来るかわからんぞ? 早くイかせた方がお前にとっても得策じゃないか?」
『弟』の顔を見下ろしながら、甘い声で囁いてやる。
「う、ううっ……」
自分のものであるはずの陰部へのクンニを強要され、このめは押し殺すように泣いていた。
反抗的な目も相変わらずで、もうしばらく心が折れる気配はない。
しかし現状において、俺の言うことは合理的で非の打ち所のない建設的な意見だと納得したらしい。このめは両目を閉じると、赤い舌を伸ばして自分自身への愛撫を始めた。
唾液にコーティングされた肉塊が、薄布一枚を隔てて割れ目に突き立てられる。
指よりも太く肉厚なソレがときに敏感な箇所を小突き、ときに陰毛を撫でるように旋回し、ときにショーツごと膣内に押し入る素振りを見せてねじ込まれる。
一つ一つの動作に対して、俺は女の喘ぎ声を遠慮なく上げて、享楽に魅入られていった。
(同じ事なら緑華の妹にもシテやったが……まさか、これほどまでとは)
桃花は気持ち悪いと連呼し泣き叫ぶばかりだったが、俺の感想はまったくの逆だ。
予測不可能な動きで陰部全体を舐めまわされることも、だらだらと流れる愛液をすすられる際の吸引も、いやらしい音も、すべてが興奮へと変換されていく。
フェラチオと大差なしと思っていたが肉穴そのものに加えてクリトリスの刺激。そして淫らな汁を垂れ流している実感さえもが、快楽のトリガーだった。
「はぁ、はっ、あ、上手い、じゃないか。さては、んっ、レズか?」
「……」
このめは俺の煽りに何も返さず、目を閉じたままひたすら気持ち良い箇所にむしゃぶりついている。
必死に、それでも的確に喜悦を水増しさせる舌技に翻弄され、いよいよ限界の波が近づいてきた。
「あっ、あぅ、ハッ、い、いく……いっ、あああッ」
息も絶え絶えに喘ぎ、頭が真っ白になる。
脚がピクピクと痙攣し、膝立ちすら維持できない激しい快感が、俺の中で爆発した。
「はっ、あ、ああああああああああッーーーー!!」
がくがくと震えながら、大量の愛液を『弟』の顔にぶちまける。
「はっ、はっ……くは、ぁ……」
カラダをわななかせ、絶頂の余韻に浸る。やはり、女の快楽は何度味わっても凄まじいの一言に尽きた。
「……」
このめは、透明な淫水でビシャビシャになったまぶたを開き燃えるような瞳で睨みつけてくる。
まだ折れないその心は素直に評価する。が、敵愾心むき出しの目は俺の恍惚な気分を一気で引っさげてしまった。興醒めだ。
「何か、言いたいことがあるか?」
腰をずらして、息苦しさから解放してやる。
口が自由になった途端、このめは粘液でぬらぬらと輝く唇を素早く動かした。
「殺してやる……ッ」
「……はははっ」
「笑ってればいいよ。元に戻ったら、絶対にアンタを殺すから!」
「それは怖いなぁ」
バカ女は、どこまでいってもバカ女だった。
俺はこのめを見下ろしたまま、頭の中のレーダーを呼び出す。
「……じゃあ、殺されないための手を打とうか」
「許すと思っているの? バカじゃない?」
「バカはお前だ」
明らかに出来の悪い生徒は、とっとと見放すべきだ。でなければ、クラス全体に悪影響を及ぼす。
許しなど必要ない。このめはもう二度と、自分の脚で俺を探す事が出来なくなるのだから。
「この健康で自由なカラダ……車椅子など必要のない脚は、お前みたいなバカには過ぎたものだ」
「は? 何言って……」
俺はその台詞を最後まで聞くことはなく。
一瞬にして病室から……このめの肉体から、自分の肉体へと転換した。
「んっ……ふふふ」
目の前には、食いかけのラーメンが置かれていた。
財布を見ると、そんなに金額が減っているわけでもない。好きに使えと言ったのに、ミノルは散財しなかったようだ。
慎み深い、性根のまっすぐな少年に感動する。もっとも、これからは少女として生きていくわけだがな。
「俺からのプレゼントは、気に入ってもらえたかな?」
夕暮れの差しかかった窓の外を振り向き、病室でのやり取りを空想する。
らしくもなく他人に施しを与えたのに、気分は実に爽快だった。
***
「裏切り者! 裏切り者裏切り者裏切り者ぉ!!」
病室から出てきた『このめ』は、部屋の中で騒ぐ『ミノル』の声を浴びながら、後ろ手にドアを閉めた。
「は、ははは。あのおっさん、すげぇ……!」
スカートをはいた自分の脚を撫でて、『このめ』はニヤニヤと笑っている。
「っしゃーーーーー!!」
病院の廊下であるにもかかわらず、『このめ』は大声を上げて一気に走り出した。
あの様子なら、先生の敵に回ることはないだろう。姉と同じく、かなり単純な頭の構造をしているらしい。
私は物陰から身を乗り出し、彼女の出て来た病室の前に立つ。中からは少年のすすり泣く声が聞こえてきた。
「どうして……どうしてよぉ……お願いだから、元に戻して……」
私はそれを聞き、部屋の前から離れる。
なんて素晴らしい結末だろう。
やはり先生は私の仲間に相応しい。
彼はまだ私を信用しきっていないようだが、下手に全幅の信頼を寄せられるより好感が持てる。
あと、一人。
彼女を片付けた後、先生は私に反逆してくるかもしれない。
そのときが楽しみだ。
あっとひっとり!あっとひっとり!

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