亡霊犯+ 3.5
廃校に肝試しに来た男女を絶望させていく話です
確認
*この物語はフィクションです
実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません
*18禁描写のレベルは知れたものなので期待しすぎに注意です
*以上を理解している方のみ閲覧をお願いします 不快になっても責任は負いません
亡霊犯+ 廃校の亡霊裏 3.5
時間が凍りついたような、というのは、こういう状況を指すのかもしれない。
川俣真衣のボディを堪能した俺は、肝試しに来ていた残りの少女達とトイレの入り口で鉢合わせた。
背の高いショートカットの少女と、長い髪を両サイドに結んだ小さな少女が、目を丸くして今の俺を……『真衣』を見ている。
「え……なに、してるの? まいまい」
長身の少女……確か、岩屋利香と呼ばれていたか。
利香はおそるおそるといった足取りでこちらに近づいてくる。わずかに赤みの差した顔から、彼女達が『真衣』の喘ぎ声を聞いたのは確実だ。
それを聞いておきながら、無垢な子供でもあるまいし、『何をしていたか』だと?
「ふふっ」
彼女達は『わからない』んじゃない。『わかりたくない』んだ。
親しい友人が、こんな汚らしい廃校のトイレで自慰に耽っていたなどと、想像したくないわけだ。
いいだろう、なら、親切な俺が現実を教えてやる。
「わかりませんか? オナニーをしていたんです」
「なっ!」
真衣の口からオナニーという単語を紡ぎ出すと、利香の顔は更に真っ赤になった。
勝気そうな見た目と違ってなかなか初心な反応をしてくれる。
「知りませんか? オナニー。敏感なところを手や道具を使ってぐちゅぐちゅに弄り回す、とっても気持ちいい遊びですよ」
「ま、真衣……何、言ってるの? ねぇ!」
「利香さんだって、弄ったことあるでしょう? 自分で自分の大きな胸をベトベトになるまで舐め回して、クリトリスを弄って、ナカを思いっきり掻き回して……そうそう、私って処女だったみたいで、膣内はあまり楽しめなかったんです」
「……岩屋、離れて。逃げた方がいい」
背の低い少女……長見がじりじりと後退りしながら警告する。しかし、その言葉はあまりにも遅すぎた。
「ひゃっ!? ちょ、まいまい!?」
十分に間合いを詰めた俺は、利香の腕を引っ張り、真衣の肉体より頭一つ分はありそうな大柄なカラダを抱きしめる。
「利香さん。一緒に、気持ちよくなりませんか?」
驚愕の表情を浮かべる利香に構わず、目の前にあるチューブトップでぎちぎちに押さえつけられた上半球に舌を這わせる。
暑いのか、それとも緊張からか、ほんのりと汗の味がした。
「ッ!」
息を呑む声に振り向くと、長見が背を向けて走り出していた。
なかなか良い判断だが……その行動は、利香の心をいたぶる格好の材料だ。
「くすくす……利香さん、見捨てられちゃいましたね。友達だなんて言っても、こんなものですか」
「ね、ねぇ、さっきから何言ってるの? 変だよ! おかしいって!」
「まだ、私の事を信じているんですか?」
胸から鎖骨、そして首筋までを順にゆっくり舐め上げていく。だが利香は身をよじるだけで、俺を無理矢理引き剥がすようなことはしなかった。
「んひゃ……くすぐったいって。やめてってば」
「私がオナニーをしていた事を知って、どう思いました? 友達に見捨てられて、どんな気分ですか?」
「別に、ナガミンは先に行っただけ、だし……こんなことしてないで、早く、追いかけようよ」
「…………」
利香はまだ自分の置かれている立場がわかっていないらしい。
長見を逃げ出したとは疑わず、俺の行動も冗談の延長線上だと心底から思い込んでいる。
「……やめだ」
「え?」
口調を俺自身のものに戻し、利香を思い切り突き飛ばす。
不意打ちだったからか、真衣の細腕にもかかわらずあっけなく彼女は尻餅をついた。
「った……な、何すんのさ」
抗議の声を無視して、俺は着ている服を脱いでいく。
邪魔なロングスカートを床に落とした瞬間、彼女から小さな悲鳴が上がった。
「な、なんで……穿いてないの?」
「……ふっ」
オナニーの際に真衣の下着は脱ぎ捨てた。
覆う物のない剥き出しの女性器を利香は怯えた目で凝視している。心地良い眼差しだ。
(やはり、こうでなくてはな)
真衣のフリをして耽美的なレズごっこにでも興じようと思ったが、どうにも俺の性に合わない。
暴力的に振る舞い、相手に恐れを抱かせ、泣き叫ぶ声を聞く。それが、犯すということだ。
「お前も脱ぐんだ……それとも、着たままの方がいいか?」
「冗談、だよね? いい加減にしないと……お、怒る、よ?」
この期に及んでまだそんな愚かしい台詞を吐けるのはたいしたものだが、態度は正直だ。先程の長見のようにじりじりと後ろへ退がり、声も震えている。
体格から考えて、利香が本気で抵抗すれば『真衣』の手に負えるかどうか怪しいが……まぁ、今頃はクロベが入り口に鍵をかけているはずだ。
一度や二度取り逃がしたところで、この建物からは出られない。
「おや、ここにいましたかボス」
「うん?」
「し、忍!」
後退りをする利香の背後に、頭から血を流す痩躯の男が現れた。眼鏡がないので一瞬誰かと思ったが、上野だ。
タバコの件でミヤガセにいたぶられていた筈だが……。
「助けて! まいまいが変なの……って、あ、あんた、どうしたのその怪我!」
「ほぅ、良いオンナだ。ボスが捕まえたんですか」
気取った表情ではなく、下卑た男の薄ら笑いを浮かべて利香の熟れた肉体を嘗める様に見ている。
どうやら今の上野には部下が取り憑いているらしい。この無礼な口調は、ミヤガセか。
「今からいただく所だ……お前も混ざるか?」
「良いんですか?」
「構わん」
女の肉体は快楽こそ凄まじいが、肉棒の欠陥からどうしても攻撃性に劣ってしまう。相手を泣き喚かせるには、やはり男の方が好都合だ。
「コイツは馬鹿でかいからな。二人がかりじゃないと難しそうだ」
「くっくっく……なるほど。では、遠慮なく」
「ふ、二人とも何言って……やっ、離してよ! 離してぇッ!」
*
俺とミヤガセはそれぞれ協力して利香の四肢を捕らえ、一気に彼女の服を剥いでいった。
ジャケットを脱がし、チューブトップをずらしてその大きな胸を露わにしてやる。
「しかし馬鹿でかい胸だな。カレシにたっぷり弄られたか」
「やっ、カレシなんて、いない、から!」
「ほう? ならオナニーをしまくってこうなったか。……まさか、好きな男もいないとか言うなよ?」
俺の言葉に、利香は今にも泣き出しそうな顔でショートパンツをずり降ろす『上野』を見る。
彼女の気持ちを察するには、それだけで十分だった。
「忍、正気に戻って! 真衣も! 二人ともどうしちゃったのさ!?」
「うるさい女だ……。ボス、塞いじまって構いませんか?」
確かにまだ獲物がいる以上、あまり騒ぎ立てては欲しくない。だが長見を取り逃がした今となっては些細なことだ。
それに、面白い事を思いついた。
「騒いだところで他のヤツラには何もできんさ」
「わかりました」
「な、なんなの……二人ともおかしいよ! お願いだから、正気に戻って……ッ」
「いいじゃないですか、利香さん」
耳元に息を吹きかけながら、真衣の口調で艶っぽく囁く。
「大好きな上野君とセックスできるチャンスですよ?」
「ッ」
コレはただの勘だ。しかし、間違いないという確信もあった。
愛だの恋だのに興味はないが、それが大切な想いならば踏みにじってやるだけだ。
「違……アタシは、そんな、忍のことなんて……んひゃっ!」
ショートヘアを弱々しく振って否定する利香の首筋に、甘く歯を立てる。
悲鳴とも喘ぎ声とも付かない、短い声が上がった。
「素直になって下さい。おっぱいがこんなになるまで毎日オナニーして、彼のたくましいモノであそこがぐちゃぐちゃにかき回されるのを妄想していたんでしょう?」
真衣の口調のままわざと卑猥な言い回しをしてやると、利香の眼差しは明らかに一変した。
困惑と、嫌悪と、そして不信感が全て詰め込まれた、猜疑心に満ちた目だ。
「くくく……何だお前、僕の事が好きだったのか? なら、暴れるフリなんかやめるんだ」
俺の遊びを理解したのか、ミヤガセも口調を変えてノッてくる。
親友の少女と好きな男が共謀し、自分を犯そうとしている。その捻じ曲がった真実が、利香の感情を爆発させた。
「やっ……こんなの、やだ! 二人とも嫌い! 大嫌いッ!」
バタバタと身体をよじるものの、既に手足は俺たちによって押さえ付けられている。
もう少し早く抵抗していれば、ひとまずこの場からは逃げられたのだろうが、もはや何もかもが手遅れだった。
「嫌い、だなんて。傷つきますねぇ」
「好かれようが嫌われようが、やることは変わらんさ」
ショートパンツをショーツと一緒に取り払ったミヤガセは、力任せに利香の両脚を開きその間に頭を滑り込ませた。
男の赤黒く染まった後頭部がゆらゆら揺れ、じゅるじゅるという派手な音が利香の中心から沸き立つ。
「んっ、んんんッ!?」
肩が大きく震え、ぎゅっと結ばれた口の隙間から甘い声が漏れる。
「ほら、もっと良い声で喘いでください。遠慮なんかしないで、さぁ」
舌を伸ばし、閉じた唇をべとべとになるまで舐め回す。上と下、両方の口を同時に攻められ、利香の体から徐々に力が抜けていくのがわかった。
「ふふっ、濡れてきたぞ。好きな男に犯られるのがそんなに嬉しいか」
「そんなわけ……んぁっ、いやぁッ、むぐっ、んんんーッ!」
上野に文句を言う口をすかさず奪い。彼女の口腔に舌を滑り込ませる。
友達の舌を噛み切る気にはなれないのか、利香は自らの舌を縮こまらせるだけで激しい抵抗はしてこなかった。
しかしその表情は悔しさで歪んでいる。目の端からは涙がこぼれ頬をつたっていた。
「んちゅ、じゅ、ちゅる、ちゅぅー」
真衣の舌を使い、歯の裏側や歯茎を舐め回す。食べ残しが挟まっていたのか、焼肉のような味わいを舌先に感じた。
「ふむっ、ふぁ、あふッ!」
ディープキスをしながら胸を揉んでやると、利香のカラダはみるみる弛緩していった。
奥に引っ込んでいた舌も、容易に捕らえる事ができる。口内で二人分の女の舌が絡み合い、お互いの唾液を交換する。
胸の頂点に向かって親指を伸ばすと、その部分は既に硬くしこっていた。
「ふああああッ!」
突起したそこを弾くと、一際大きな声が上がる。大きく開いた口からは、ヨダレがだらだらとだらしなくこぼれていた。
「女の子にキスされて、もう乳首を勃起させているんですか? 利香さんは淫乱ですねぇ」
「ち、ちが……これは……!」
「好きな男にアソコを舐められているから、か? ふん、どちらにせよお前は淫乱女だよ……こんなに濡らして、クリも腫れ上がってやがる」
「やだぁ……やだあ! 違うもん! アタシ、淫乱なんかじゃないもん!」
ショックのあまりか、言動が幼児退行している。
長身で強気な印象を持った少女はもはや見る影もなく、なすがままに陵辱される憐れな女がそこにいるだけだった。
「ふん、そんな事を言いながら、イキそうなんだろう? あそこがぴくぴく震えているぞ」
「やだ……、離して! 離してよ! いやあああああッ!!」
「いいぞ。泣け、叫べ! 誰も助けになんか来ないけどな!」
絶望的な悲鳴を上げる利香を、上野は愉快そうに笑い飛ばす。もちろん、俺も全く同感だった。
「安心してください。利香さんのイキ顔は、ちゃあんと見ていてあげますから」
「見ないでぇっ! やっ、あっ、あああッ! ああああああああああああああああッ!」
涙とヨダレとでぐちゃぐちゃになった顔を振り乱し、利香がきつく目を閉じる。
全身ががくがくと痙攣し、絶頂の荒波に襲われる姿を、宣言通り真衣の網膜に焼き付けた。
「イッたか……ふふっ、いやらしい女だ」
「気を失ってますなぁ……まぁ、これで終わらせてやるつもりはありませんがね」
俺たちが口調を戻しても、利香はぐったりとしたまま何も反応しなかった。
絶望の圧倒的影響力
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*この物語はフィクションです
実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません
*18禁描写のレベルは知れたものなので期待しすぎに注意です
*以上を理解している方のみ閲覧をお願いします 不快になっても責任は負いません
亡霊犯+ 廃校の亡霊裏 3.5
時間が凍りついたような、というのは、こういう状況を指すのかもしれない。
川俣真衣のボディを堪能した俺は、肝試しに来ていた残りの少女達とトイレの入り口で鉢合わせた。
背の高いショートカットの少女と、長い髪を両サイドに結んだ小さな少女が、目を丸くして今の俺を……『真衣』を見ている。
「え……なに、してるの? まいまい」
長身の少女……確か、岩屋利香と呼ばれていたか。
利香はおそるおそるといった足取りでこちらに近づいてくる。わずかに赤みの差した顔から、彼女達が『真衣』の喘ぎ声を聞いたのは確実だ。
それを聞いておきながら、無垢な子供でもあるまいし、『何をしていたか』だと?
「ふふっ」
彼女達は『わからない』んじゃない。『わかりたくない』んだ。
親しい友人が、こんな汚らしい廃校のトイレで自慰に耽っていたなどと、想像したくないわけだ。
いいだろう、なら、親切な俺が現実を教えてやる。
「わかりませんか? オナニーをしていたんです」
「なっ!」
真衣の口からオナニーという単語を紡ぎ出すと、利香の顔は更に真っ赤になった。
勝気そうな見た目と違ってなかなか初心な反応をしてくれる。
「知りませんか? オナニー。敏感なところを手や道具を使ってぐちゅぐちゅに弄り回す、とっても気持ちいい遊びですよ」
「ま、真衣……何、言ってるの? ねぇ!」
「利香さんだって、弄ったことあるでしょう? 自分で自分の大きな胸をベトベトになるまで舐め回して、クリトリスを弄って、ナカを思いっきり掻き回して……そうそう、私って処女だったみたいで、膣内はあまり楽しめなかったんです」
「……岩屋、離れて。逃げた方がいい」
背の低い少女……長見がじりじりと後退りしながら警告する。しかし、その言葉はあまりにも遅すぎた。
「ひゃっ!? ちょ、まいまい!?」
十分に間合いを詰めた俺は、利香の腕を引っ張り、真衣の肉体より頭一つ分はありそうな大柄なカラダを抱きしめる。
「利香さん。一緒に、気持ちよくなりませんか?」
驚愕の表情を浮かべる利香に構わず、目の前にあるチューブトップでぎちぎちに押さえつけられた上半球に舌を這わせる。
暑いのか、それとも緊張からか、ほんのりと汗の味がした。
「ッ!」
息を呑む声に振り向くと、長見が背を向けて走り出していた。
なかなか良い判断だが……その行動は、利香の心をいたぶる格好の材料だ。
「くすくす……利香さん、見捨てられちゃいましたね。友達だなんて言っても、こんなものですか」
「ね、ねぇ、さっきから何言ってるの? 変だよ! おかしいって!」
「まだ、私の事を信じているんですか?」
胸から鎖骨、そして首筋までを順にゆっくり舐め上げていく。だが利香は身をよじるだけで、俺を無理矢理引き剥がすようなことはしなかった。
「んひゃ……くすぐったいって。やめてってば」
「私がオナニーをしていた事を知って、どう思いました? 友達に見捨てられて、どんな気分ですか?」
「別に、ナガミンは先に行っただけ、だし……こんなことしてないで、早く、追いかけようよ」
「…………」
利香はまだ自分の置かれている立場がわかっていないらしい。
長見を逃げ出したとは疑わず、俺の行動も冗談の延長線上だと心底から思い込んでいる。
「……やめだ」
「え?」
口調を俺自身のものに戻し、利香を思い切り突き飛ばす。
不意打ちだったからか、真衣の細腕にもかかわらずあっけなく彼女は尻餅をついた。
「った……な、何すんのさ」
抗議の声を無視して、俺は着ている服を脱いでいく。
邪魔なロングスカートを床に落とした瞬間、彼女から小さな悲鳴が上がった。
「な、なんで……穿いてないの?」
「……ふっ」
オナニーの際に真衣の下着は脱ぎ捨てた。
覆う物のない剥き出しの女性器を利香は怯えた目で凝視している。心地良い眼差しだ。
(やはり、こうでなくてはな)
真衣のフリをして耽美的なレズごっこにでも興じようと思ったが、どうにも俺の性に合わない。
暴力的に振る舞い、相手に恐れを抱かせ、泣き叫ぶ声を聞く。それが、犯すということだ。
「お前も脱ぐんだ……それとも、着たままの方がいいか?」
「冗談、だよね? いい加減にしないと……お、怒る、よ?」
この期に及んでまだそんな愚かしい台詞を吐けるのはたいしたものだが、態度は正直だ。先程の長見のようにじりじりと後ろへ退がり、声も震えている。
体格から考えて、利香が本気で抵抗すれば『真衣』の手に負えるかどうか怪しいが……まぁ、今頃はクロベが入り口に鍵をかけているはずだ。
一度や二度取り逃がしたところで、この建物からは出られない。
「おや、ここにいましたかボス」
「うん?」
「し、忍!」
後退りをする利香の背後に、頭から血を流す痩躯の男が現れた。眼鏡がないので一瞬誰かと思ったが、上野だ。
タバコの件でミヤガセにいたぶられていた筈だが……。
「助けて! まいまいが変なの……って、あ、あんた、どうしたのその怪我!」
「ほぅ、良いオンナだ。ボスが捕まえたんですか」
気取った表情ではなく、下卑た男の薄ら笑いを浮かべて利香の熟れた肉体を嘗める様に見ている。
どうやら今の上野には部下が取り憑いているらしい。この無礼な口調は、ミヤガセか。
「今からいただく所だ……お前も混ざるか?」
「良いんですか?」
「構わん」
女の肉体は快楽こそ凄まじいが、肉棒の欠陥からどうしても攻撃性に劣ってしまう。相手を泣き喚かせるには、やはり男の方が好都合だ。
「コイツは馬鹿でかいからな。二人がかりじゃないと難しそうだ」
「くっくっく……なるほど。では、遠慮なく」
「ふ、二人とも何言って……やっ、離してよ! 離してぇッ!」
*
俺とミヤガセはそれぞれ協力して利香の四肢を捕らえ、一気に彼女の服を剥いでいった。
ジャケットを脱がし、チューブトップをずらしてその大きな胸を露わにしてやる。
「しかし馬鹿でかい胸だな。カレシにたっぷり弄られたか」
「やっ、カレシなんて、いない、から!」
「ほう? ならオナニーをしまくってこうなったか。……まさか、好きな男もいないとか言うなよ?」
俺の言葉に、利香は今にも泣き出しそうな顔でショートパンツをずり降ろす『上野』を見る。
彼女の気持ちを察するには、それだけで十分だった。
「忍、正気に戻って! 真衣も! 二人ともどうしちゃったのさ!?」
「うるさい女だ……。ボス、塞いじまって構いませんか?」
確かにまだ獲物がいる以上、あまり騒ぎ立てては欲しくない。だが長見を取り逃がした今となっては些細なことだ。
それに、面白い事を思いついた。
「騒いだところで他のヤツラには何もできんさ」
「わかりました」
「な、なんなの……二人ともおかしいよ! お願いだから、正気に戻って……ッ」
「いいじゃないですか、利香さん」
耳元に息を吹きかけながら、真衣の口調で艶っぽく囁く。
「大好きな上野君とセックスできるチャンスですよ?」
「ッ」
コレはただの勘だ。しかし、間違いないという確信もあった。
愛だの恋だのに興味はないが、それが大切な想いならば踏みにじってやるだけだ。
「違……アタシは、そんな、忍のことなんて……んひゃっ!」
ショートヘアを弱々しく振って否定する利香の首筋に、甘く歯を立てる。
悲鳴とも喘ぎ声とも付かない、短い声が上がった。
「素直になって下さい。おっぱいがこんなになるまで毎日オナニーして、彼のたくましいモノであそこがぐちゃぐちゃにかき回されるのを妄想していたんでしょう?」
真衣の口調のままわざと卑猥な言い回しをしてやると、利香の眼差しは明らかに一変した。
困惑と、嫌悪と、そして不信感が全て詰め込まれた、猜疑心に満ちた目だ。
「くくく……何だお前、僕の事が好きだったのか? なら、暴れるフリなんかやめるんだ」
俺の遊びを理解したのか、ミヤガセも口調を変えてノッてくる。
親友の少女と好きな男が共謀し、自分を犯そうとしている。その捻じ曲がった真実が、利香の感情を爆発させた。
「やっ……こんなの、やだ! 二人とも嫌い! 大嫌いッ!」
バタバタと身体をよじるものの、既に手足は俺たちによって押さえ付けられている。
もう少し早く抵抗していれば、ひとまずこの場からは逃げられたのだろうが、もはや何もかもが手遅れだった。
「嫌い、だなんて。傷つきますねぇ」
「好かれようが嫌われようが、やることは変わらんさ」
ショートパンツをショーツと一緒に取り払ったミヤガセは、力任せに利香の両脚を開きその間に頭を滑り込ませた。
男の赤黒く染まった後頭部がゆらゆら揺れ、じゅるじゅるという派手な音が利香の中心から沸き立つ。
「んっ、んんんッ!?」
肩が大きく震え、ぎゅっと結ばれた口の隙間から甘い声が漏れる。
「ほら、もっと良い声で喘いでください。遠慮なんかしないで、さぁ」
舌を伸ばし、閉じた唇をべとべとになるまで舐め回す。上と下、両方の口を同時に攻められ、利香の体から徐々に力が抜けていくのがわかった。
「ふふっ、濡れてきたぞ。好きな男に犯られるのがそんなに嬉しいか」
「そんなわけ……んぁっ、いやぁッ、むぐっ、んんんーッ!」
上野に文句を言う口をすかさず奪い。彼女の口腔に舌を滑り込ませる。
友達の舌を噛み切る気にはなれないのか、利香は自らの舌を縮こまらせるだけで激しい抵抗はしてこなかった。
しかしその表情は悔しさで歪んでいる。目の端からは涙がこぼれ頬をつたっていた。
「んちゅ、じゅ、ちゅる、ちゅぅー」
真衣の舌を使い、歯の裏側や歯茎を舐め回す。食べ残しが挟まっていたのか、焼肉のような味わいを舌先に感じた。
「ふむっ、ふぁ、あふッ!」
ディープキスをしながら胸を揉んでやると、利香のカラダはみるみる弛緩していった。
奥に引っ込んでいた舌も、容易に捕らえる事ができる。口内で二人分の女の舌が絡み合い、お互いの唾液を交換する。
胸の頂点に向かって親指を伸ばすと、その部分は既に硬くしこっていた。
「ふああああッ!」
突起したそこを弾くと、一際大きな声が上がる。大きく開いた口からは、ヨダレがだらだらとだらしなくこぼれていた。
「女の子にキスされて、もう乳首を勃起させているんですか? 利香さんは淫乱ですねぇ」
「ち、ちが……これは……!」
「好きな男にアソコを舐められているから、か? ふん、どちらにせよお前は淫乱女だよ……こんなに濡らして、クリも腫れ上がってやがる」
「やだぁ……やだあ! 違うもん! アタシ、淫乱なんかじゃないもん!」
ショックのあまりか、言動が幼児退行している。
長身で強気な印象を持った少女はもはや見る影もなく、なすがままに陵辱される憐れな女がそこにいるだけだった。
「ふん、そんな事を言いながら、イキそうなんだろう? あそこがぴくぴく震えているぞ」
「やだ……、離して! 離してよ! いやあああああッ!!」
「いいぞ。泣け、叫べ! 誰も助けになんか来ないけどな!」
絶望的な悲鳴を上げる利香を、上野は愉快そうに笑い飛ばす。もちろん、俺も全く同感だった。
「安心してください。利香さんのイキ顔は、ちゃあんと見ていてあげますから」
「見ないでぇっ! やっ、あっ、あああッ! ああああああああああああああああッ!」
涙とヨダレとでぐちゃぐちゃになった顔を振り乱し、利香がきつく目を閉じる。
全身ががくがくと痙攣し、絶頂の荒波に襲われる姿を、宣言通り真衣の網膜に焼き付けた。
「イッたか……ふふっ、いやらしい女だ」
「気を失ってますなぁ……まぁ、これで終わらせてやるつもりはありませんがね」
俺たちが口調を戻しても、利香はぐったりとしたまま何も反応しなかった。
絶望の圧倒的影響力

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