Divider -ディバイダー 8
誤凍結騒ぎもありましたが、まだ使います
この身体、潰れるまで利用してやる……くくっ
下衆な思想の男が主人公の、憑依系の話です
確認
*この物語はフィクションです
実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません
Divider -ディバイダー 8 「甘美なる誘惑」
憑依するカラダを乗り換えたことで、俺はより多くの女を手に入れられる事がわかった。
同時に、いくらかの疑問も浮上する。
「うーん」
歩くたびにゆさゆさ揺れるシホの巨乳を両腕に抱えながら、この能力について考える。可能性が広がるのはいいが、キチンと把握しておかなければ何の役にも立たないからな。
マドカになったときは、幽体離脱をした俺が直接カラダの中に入り込んだ。だが今回はどうだ?
「気が付いたらシホになっていた」
それも、自分が消えてしまいそうなほどの激しい虚脱感の後でだ。あまり、何度も味わいたい感覚ではない。
乗り換えに条件があるとするなら、それはなんだ。
俺が『良いカラダだ』と思った相手に憑依できるのなら、姉のナオにも移れたはずだ。でも、そうはならなかった。
間違い探しだ。ナオの時にはなくて、シホにはあったもの。
「……『俺』が近くにいた」
自分の元の身体が、シホを『良いカラダだ』と思い、この俺が憑依した。それが、乗り換えの条件か?
「わかんね」
首を振る。どうにも頭が回らない。
ひょっとして、シホの脳を使っているからか? あまり頭よさそうじゃないもんな、コイツ。
なんにせよ、不明な点はまだまだ多い。そもそもチカラを得たのだって、隕石直撃という嘘みたいな偶然がきっかけだ。
いくら考えたところで、正解なんて出せない。
「……なら、今を楽しむだけだ」
開き直り、欲情的な笑みを作って道場の扉を開ける。……道場?
改めて見回すと、立っているのは体育館の玄関口だった。閉じられた仕切り戸の向こうから、床を力強く踏み込む音が響いている。
どうも歩いてるうちに、シホの無意識が俺をここまで運んだらしい。
記憶を探ると、マドカだったときに聞いた通り今から他校との合同練習が行われるようだ。
六藍学園の剣道部は弱小で、女子剣道部というものが存在しない。その中で抜きん出た実力を持っているのが、今の俺、つまり加東志星だった。実際、ほとんどの剣道部員が相手にならないらしい。
ただし主将のホクト先輩は別格だ。さすが、アタシの好きな人。
(……っと、引っ張られすぎたか)
記憶に同調しすぎると、感情まで共有してしまいそうになる。だが、おかげで面白い事がわかった。
「ふぅん。ホクト先輩ね」
格好良くて強い、『アタシ』の彼氏。二ヶ月ぐらい前から付き合っていて、最近ひとつになったという性事情も思い出せる。
つまり、シホは処女ではない。マドカの知識にはなかった、身体の中に男のモノが差し込まれ出入りする感覚もしっかり覚えていた。
破瓜の痛みは相当だったが、これ以上無い幸せを感じられたらしい…………まぁそんなことはどうでもいい。
「処女じゃないなら……遠慮はいらないな」
この肉体なら、女としてのセックスを存分に味わえるだろう。
シホの巨乳に手を差し伸べ、制服の上からでも充分に柔らかな胸を揉みしだく。
「んっ……すっげぇ……」
これを使えば、男の2、3人は簡単に引っ掛けられるはずだ。
『俺』を相手に選ぶという考えも浮かんだが、残念ながら「アタシ」はオノ先輩が嫌いだった。
「ん? はは、そうだったのか」
シホの記憶を垂れ流しにしているせいか、興味深い情報が次々に流れ込んでくる。
「アタシ、嫌いな男に身体を奪われたのかぁ……ふふっ」
ほとんど面識も無いくせに嫌うなんて、失礼な女だ。
これを機に、先輩を敬う気持ちを養って貰おうか。
不純な気持ちを胸に、仕切り戸の向こうへ歩き出す。
体育館には、一人の男が奇声を上げて竹刀を振るっていた。
「きええええええええッ!!」
上段から竹刀を打ち下ろし、足が床に着くと同時にドンッ! という音が響く。素振りをしているだけなのに、鋭く力強い掛け声は文系の俺を少しだけ怯ませる。
しかし今の体育会系のカラダは、むしろその気迫が心地良くすら感じていた。
「おはようございます、主将ッ!」
活発に、体育館全体に響かせるような大声で明るく挨拶すると、中央に陣取っていた剣道着姿の男が手を止めて振り向いた。
「よぉ、お疲れ。今日も元気だな」
「へへー、そうですかー?」
仕草や言葉遣いを完全にシホの調子に合わせて、男に近づく。
(こいつがホクト先輩か)
三年生で、本来の俺にとっても先輩だ。
そういえば、剣道部にイケメンの先輩がいるとかクラスメイトの女どもが騒いでた記憶がある。シホの感情に引っ張られている部分もあるが、確かに顔立ちは凛々しくそれでいて誠実で爽やかな印象だ。
もっとも、こういう男ほど頭の中は女のことでいっぱいだろう。実際、付き合って数ヶ月でシホに手を出すぐらいだ。おそらく相当溜まっていたに違いない。
ようするに俺のご同類、というわけか。そう考えると、いけ好かないイケメンでも多少は親近感が湧く。
俺が女としてセックスする相手としては、申し分ない。
「くくっ……」
「なに笑っているんだ? ほら、早く着替えて来い。そろそろ相手校の人たちも来るぞ」
「あ、はいっ」
頷く。
いますぐホクト先輩に迫っても良かったが、せっかくなら剣道着で楽しむとしよう。
……その考えが甘かったと知るのは、すぐだった。
「臭ぇッ!?」
剣道部員の更衣室に入った直後、悪臭が鼻についた。
大量のレモンとタマネギをぐちゃぐちゃに腐らせたような、ツンとした臭いが室内に充満している。その上に消臭剤の爽やかな香りが混ざっていて、思わず全力でドアを閉じてしまった。
「うっげぇ……なんじゃありゃ」
消臭剤が消臭剤として役立っていないどころか、相乗効果でより酷いことになっている。夏場の剣道部は地獄だとシホの記憶にもあるにはあったが、体験してみるとその凄まじさがいっそう理解できた。
地獄というかダイレクトで死ぬ。これで平然としている連中の神経が知れない。
「慣れってやつか」
それなら、シホにだって耐性はあるはずだ。
臭いと思うのは、俺がまだこのカラダに慣れていないからか。
「もっと深く同調してみるか」
目を閉じ、記憶や五感をシンクロさせると、シホとして過ごした汗臭い青春の思い出が次々と頭の中に染み込んでくる。
もう一度更衣室のドアを開けると、やはり臭いことに違いは無いがさっきほどの吐き気は湧いてこなかった。
部屋の壁際には、たくさんのロッカーが並んでいる。ネームプレートを確認するまでもなく、当然のように「アタシ」はそのうちの一つに手をかけた。
中にはキチンとたたまれた道着と、面や竹刀をはじめとした道具がしまってある。消臭と香り付けは怠っていないのか、更衣室に充満する空気とは段違いのいわゆる女らしい匂いがした。
「さぁて、着替え着替えっ」
制服のボタンを外し、制服を脱いでいく。
マドカになっていた経験もあってすっかり手慣れた動作になっているが、ブラウスを脱いだ瞬間、ボロンッという音が聞こえてきそうな勢いで胸が飛び出してきた。
「おぉ……すっげぇ」
服の上からでも充分大きいと思ってはいたが、ここまでか。
肩は凝る。足元は見えない。歩きづらい。走ると揺れて邪魔などなどシホ自身はスポーツ向きでないこの巨乳を疎ましがっているようだが男の俺からすれば目の保養以外の何物でもない。
女の視点から見下ろす双丘は俺が息づくたびに上下し、まるで軟体生物のようにうごめいていた。
「ずゅる……っ、たまんねぇ……」
思わず垂れそうになるよヨダレを拭いながら顔を上げると、ロッカーの裏側に鏡が付いていることに気付く。
全身とまでは行かないが、顔から脚にかけてまでなら充分に映せるサイズの姿見だ。
鏡面の中では、シホが下着姿でニヤニヤと笑っている。「アタシ」が見たことのない、いやらしい表情だ。
「こんなの、アタシじゃない……」
シホのショックが同調している俺にも伝わり、同時に、これは俺が食らわせてやったものだと思うと非常に興奮した。
凛々しい少女。頼れる一年生。剣道部のエース。主将の恋人。
加東志星が積み上げてきたイメージや掴み取った立場を、俺のような男が掠め取り、そして粉々に打ち砕いていく。それは、とても甘美な誘惑に思えた。
この肉体の立場がおとしめられたところで、俺には一切ダメージが無いもの魅力的だ。やったことはないが、一方的な狩りを楽しむ気分と似ているのかもしれない。
俺は笑いをこらえながら剣道着に着替え、再び鏡を覗き込んだ。
ショートへアに力強い大きな瞳。高身長でピンと張った背筋。胸は大きいものの、充分に凛々しい風貌だ。
唯一つ、表情だけが欲望に満ちた男のそれだった。
口元を歪め、頬を染め、服や体中から立ち上る少女の匂いを堪能しようと鼻をひくつかせている。
同じ服装、同じ外見でありながら、鏡に映る少女に剣道部のエースらしい面影などどこにもなかった。
「あはは…………まだまだ、ショックを受けるには早いぞ?」
それにもう、我慢出来ない。
「んぁっ♪」
シホの巨乳を鷲掴みにして、俺は更衣室であるにも関わらず甘い声を上げた。
……どうにも理屈っぽい
(知るかバカそんなことよりオナニーだ)
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この身体、潰れるまで利用してやる……くくっ
下衆な思想の男が主人公の、憑依系の話です
確認
*この物語はフィクションです
実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません
Divider -ディバイダー 8 「甘美なる誘惑」
憑依するカラダを乗り換えたことで、俺はより多くの女を手に入れられる事がわかった。
同時に、いくらかの疑問も浮上する。
「うーん」
歩くたびにゆさゆさ揺れるシホの巨乳を両腕に抱えながら、この能力について考える。可能性が広がるのはいいが、キチンと把握しておかなければ何の役にも立たないからな。
マドカになったときは、幽体離脱をした俺が直接カラダの中に入り込んだ。だが今回はどうだ?
「気が付いたらシホになっていた」
それも、自分が消えてしまいそうなほどの激しい虚脱感の後でだ。あまり、何度も味わいたい感覚ではない。
乗り換えに条件があるとするなら、それはなんだ。
俺が『良いカラダだ』と思った相手に憑依できるのなら、姉のナオにも移れたはずだ。でも、そうはならなかった。
間違い探しだ。ナオの時にはなくて、シホにはあったもの。
「……『俺』が近くにいた」
自分の元の身体が、シホを『良いカラダだ』と思い、この俺が憑依した。それが、乗り換えの条件か?
「わかんね」
首を振る。どうにも頭が回らない。
ひょっとして、シホの脳を使っているからか? あまり頭よさそうじゃないもんな、コイツ。
なんにせよ、不明な点はまだまだ多い。そもそもチカラを得たのだって、隕石直撃という嘘みたいな偶然がきっかけだ。
いくら考えたところで、正解なんて出せない。
「……なら、今を楽しむだけだ」
開き直り、欲情的な笑みを作って道場の扉を開ける。……道場?
改めて見回すと、立っているのは体育館の玄関口だった。閉じられた仕切り戸の向こうから、床を力強く踏み込む音が響いている。
どうも歩いてるうちに、シホの無意識が俺をここまで運んだらしい。
記憶を探ると、マドカだったときに聞いた通り今から他校との合同練習が行われるようだ。
六藍学園の剣道部は弱小で、女子剣道部というものが存在しない。その中で抜きん出た実力を持っているのが、今の俺、つまり加東志星だった。実際、ほとんどの剣道部員が相手にならないらしい。
ただし主将のホクト先輩は別格だ。さすが、アタシの好きな人。
(……っと、引っ張られすぎたか)
記憶に同調しすぎると、感情まで共有してしまいそうになる。だが、おかげで面白い事がわかった。
「ふぅん。ホクト先輩ね」
格好良くて強い、『アタシ』の彼氏。二ヶ月ぐらい前から付き合っていて、最近ひとつになったという性事情も思い出せる。
つまり、シホは処女ではない。マドカの知識にはなかった、身体の中に男のモノが差し込まれ出入りする感覚もしっかり覚えていた。
破瓜の痛みは相当だったが、これ以上無い幸せを感じられたらしい…………まぁそんなことはどうでもいい。
「処女じゃないなら……遠慮はいらないな」
この肉体なら、女としてのセックスを存分に味わえるだろう。
シホの巨乳に手を差し伸べ、制服の上からでも充分に柔らかな胸を揉みしだく。
「んっ……すっげぇ……」
これを使えば、男の2、3人は簡単に引っ掛けられるはずだ。
『俺』を相手に選ぶという考えも浮かんだが、残念ながら「アタシ」はオノ先輩が嫌いだった。
「ん? はは、そうだったのか」
シホの記憶を垂れ流しにしているせいか、興味深い情報が次々に流れ込んでくる。
「アタシ、嫌いな男に身体を奪われたのかぁ……ふふっ」
ほとんど面識も無いくせに嫌うなんて、失礼な女だ。
これを機に、先輩を敬う気持ちを養って貰おうか。
不純な気持ちを胸に、仕切り戸の向こうへ歩き出す。
体育館には、一人の男が奇声を上げて竹刀を振るっていた。
「きええええええええッ!!」
上段から竹刀を打ち下ろし、足が床に着くと同時にドンッ! という音が響く。素振りをしているだけなのに、鋭く力強い掛け声は文系の俺を少しだけ怯ませる。
しかし今の体育会系のカラダは、むしろその気迫が心地良くすら感じていた。
「おはようございます、主将ッ!」
活発に、体育館全体に響かせるような大声で明るく挨拶すると、中央に陣取っていた剣道着姿の男が手を止めて振り向いた。
「よぉ、お疲れ。今日も元気だな」
「へへー、そうですかー?」
仕草や言葉遣いを完全にシホの調子に合わせて、男に近づく。
(こいつがホクト先輩か)
三年生で、本来の俺にとっても先輩だ。
そういえば、剣道部にイケメンの先輩がいるとかクラスメイトの女どもが騒いでた記憶がある。シホの感情に引っ張られている部分もあるが、確かに顔立ちは凛々しくそれでいて誠実で爽やかな印象だ。
もっとも、こういう男ほど頭の中は女のことでいっぱいだろう。実際、付き合って数ヶ月でシホに手を出すぐらいだ。おそらく相当溜まっていたに違いない。
ようするに俺のご同類、というわけか。そう考えると、いけ好かないイケメンでも多少は親近感が湧く。
俺が女としてセックスする相手としては、申し分ない。
「くくっ……」
「なに笑っているんだ? ほら、早く着替えて来い。そろそろ相手校の人たちも来るぞ」
「あ、はいっ」
頷く。
いますぐホクト先輩に迫っても良かったが、せっかくなら剣道着で楽しむとしよう。
……その考えが甘かったと知るのは、すぐだった。
「臭ぇッ!?」
剣道部員の更衣室に入った直後、悪臭が鼻についた。
大量のレモンとタマネギをぐちゃぐちゃに腐らせたような、ツンとした臭いが室内に充満している。その上に消臭剤の爽やかな香りが混ざっていて、思わず全力でドアを閉じてしまった。
「うっげぇ……なんじゃありゃ」
消臭剤が消臭剤として役立っていないどころか、相乗効果でより酷いことになっている。夏場の剣道部は地獄だとシホの記憶にもあるにはあったが、体験してみるとその凄まじさがいっそう理解できた。
地獄というかダイレクトで死ぬ。これで平然としている連中の神経が知れない。
「慣れってやつか」
それなら、シホにだって耐性はあるはずだ。
臭いと思うのは、俺がまだこのカラダに慣れていないからか。
「もっと深く同調してみるか」
目を閉じ、記憶や五感をシンクロさせると、シホとして過ごした汗臭い青春の思い出が次々と頭の中に染み込んでくる。
もう一度更衣室のドアを開けると、やはり臭いことに違いは無いがさっきほどの吐き気は湧いてこなかった。
部屋の壁際には、たくさんのロッカーが並んでいる。ネームプレートを確認するまでもなく、当然のように「アタシ」はそのうちの一つに手をかけた。
中にはキチンとたたまれた道着と、面や竹刀をはじめとした道具がしまってある。消臭と香り付けは怠っていないのか、更衣室に充満する空気とは段違いのいわゆる女らしい匂いがした。
「さぁて、着替え着替えっ」
制服のボタンを外し、制服を脱いでいく。
マドカになっていた経験もあってすっかり手慣れた動作になっているが、ブラウスを脱いだ瞬間、ボロンッという音が聞こえてきそうな勢いで胸が飛び出してきた。
「おぉ……すっげぇ」
服の上からでも充分大きいと思ってはいたが、ここまでか。
肩は凝る。足元は見えない。歩きづらい。走ると揺れて邪魔などなどシホ自身はスポーツ向きでないこの巨乳を疎ましがっているようだが男の俺からすれば目の保養以外の何物でもない。
女の視点から見下ろす双丘は俺が息づくたびに上下し、まるで軟体生物のようにうごめいていた。
「ずゅる……っ、たまんねぇ……」
思わず垂れそうになるよヨダレを拭いながら顔を上げると、ロッカーの裏側に鏡が付いていることに気付く。
全身とまでは行かないが、顔から脚にかけてまでなら充分に映せるサイズの姿見だ。
鏡面の中では、シホが下着姿でニヤニヤと笑っている。「アタシ」が見たことのない、いやらしい表情だ。
「こんなの、アタシじゃない……」
シホのショックが同調している俺にも伝わり、同時に、これは俺が食らわせてやったものだと思うと非常に興奮した。
凛々しい少女。頼れる一年生。剣道部のエース。主将の恋人。
加東志星が積み上げてきたイメージや掴み取った立場を、俺のような男が掠め取り、そして粉々に打ち砕いていく。それは、とても甘美な誘惑に思えた。
この肉体の立場がおとしめられたところで、俺には一切ダメージが無いもの魅力的だ。やったことはないが、一方的な狩りを楽しむ気分と似ているのかもしれない。
俺は笑いをこらえながら剣道着に着替え、再び鏡を覗き込んだ。
ショートへアに力強い大きな瞳。高身長でピンと張った背筋。胸は大きいものの、充分に凛々しい風貌だ。
唯一つ、表情だけが欲望に満ちた男のそれだった。
口元を歪め、頬を染め、服や体中から立ち上る少女の匂いを堪能しようと鼻をひくつかせている。
同じ服装、同じ外見でありながら、鏡に映る少女に剣道部のエースらしい面影などどこにもなかった。
「あはは…………まだまだ、ショックを受けるには早いぞ?」
それにもう、我慢出来ない。
「んぁっ♪」
シホの巨乳を鷲掴みにして、俺は更衣室であるにも関わらず甘い声を上げた。
……どうにも理屈っぽい
(知るかバカそんなことよりオナニーだ)

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